参加資格申請や、指名を受ける際に重要となる等級格付についてご説明します。
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参加資格審査申請と指名業者の選定
・参加資格申請
業者は発注者による資格審査を申請します。審査を通過し、有資格者名簿に掲載されることで、業者は指名を受けることができます。
建設工事の場合、多くの発注者は資格審査の結果として、業者に対しA級・B級といった等級格付を実施します。
・指名業者はどのように選ばれる?
発注者が有資格者の中から、地域性や公平性などを考慮して指名します。
等級格付を実施している場合、等級区分により、指名対象となる工事の予定金額(設計金額)の上限・下限が決まります。
等級格付とは?
等級格付を実施している発注者の場合、参加資格審査において、業者・工事種類ごとに総合点数を算出し、点数や順位により各等級に格付します。
総合点数=客観点+主観点
発注者により異なりますが、上記の合計により総合点数を算出する場合が多く見られます。
・客観点とは
経営事項審査の総合評定値(P点)とする例が多く見られます。
・主観点とは
工事成績や障害者雇用、優良工事表彰歴、災害協力といった加点項目、指名停止などの減点項目を発注者ごとに定めています。主観点がない発注者もあります。
本サイトで公開している各自治体の等級格付情報を、シミュレーションにぜひともお役立てください!